スタッフブログ

公開日:2020年10月07日 カテゴリー:スタッフブログ

浜松の「どうまん蟹」

浜松には幻と言われる漁獲量が非常に少ない蟹がいるとのことで、行って参りました。地元では「どうまん蟹」と呼ばれるワタリ蟹で正式名称は「トゲノコギリガザミ」。東京豊洲市場でもこの名称で高値で取引されているとのこと。それでは早速、実食!

味はかなり濃厚で独特な磯の香りと甘い香りが広がり、身は正にプリプリ。内子がたっぷりでセコ蟹のよう。そして、ミソは毛蟹とも言える。兎に角、美味。どうまん蟹にとって、浜松の温暖な気候に淡水と海水が混ざりあう汽水域である浜名湖は最適な漁場なのです。言うなれば、「遠州の奇跡」。ただし、常に食べられるわけではない。その日の天候と漁次第によって運任せになることが多い。だから「幻の蟹 どうまん蟹」と言われているのです。蟹が大好きな娘にも食べさせあげたい。

〆は「うなぎ」。

うなぎ養殖発祥の地とも言われる浜名湖の栄養分たっぷりの養鰻池で育てられたうなぎは、肉厚で脂が乗ってふわふわトロトロ。略して「ふわトロ」。海、山、川など自然に恵まれた環境、きれいな水、晴天率の高い温暖な気候と環境。その全てが揃った浜名湖で育てられたうなぎは、うま味が詰まっているのです。鰻が大好きな娘にも食べさせてあげたい。人生のなかでもっとも素晴らしいことの1つは、どんなに忙しい毎日でも我々は定期的にその手を休め、食事に没頭するということかもしれません。

Y様、この度は仕事もさせていただき、美味しい食事にも招待していただき、誠にありがとうございました。改めて心より御礼申し上げます。今後もY様の期待を超える仕事をして参りますので、期待しかしないでください。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

『割烹 田中』:浜松市中区千歳町54-4・TEL:053-454-6947

by yamamoto