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カルトワインの定義

一般的には、カリフォルニアを主体に生産されている高品質な高級ワインの総称。それらが、普通ではなかなか手に入れることができないことから、伝説的な存在となっている。

評論家たちによる高評価や生産量の少なさなどが理由で、その価格は高騰している。そして、「カルトワイン」と呼ばれるワインを産出するワイナリーの多くは、このナパヴァレーに集中している。

カルトワインの共通点

① 希少。生産本数がかなり少ない。

② カベルネ・ソーヴィニョン主体。

③ お金を払うからといって手に入るものではない。生産量の多いボルドーと大きく違う点。

HARLAN ESTATE

カルトワインの代表ともいえるハーランエステート。ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収めナパ・ヴァレーにてメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立された。

写真 左:ハーラン・レッド・ワイン 2017

ハーラン・レッド・ワインは過去に、ワイン・アドヴォケイトで100点を8度獲得しており、今や世界に数多くあるワインの中でも屈指のクオリティを誇る1本。

写真 右:ザ・マスコット ナパ・ヴァレー レッド・ワイン 2016

ハーラン・エステートのグループとして、当主2代目のウィル・ハーラン氏が手掛けるハーラン・ファミリー。こちらは、ハーラン・グループの各畑の若樹や、セレクション後の樽を使用して造られる1本。

ノース・コーストの中でも、特に銘醸地として名高いナパ。他にも、超有名なスクリーミング・イーグルをはじめ、グレース・ファミリー、マヤ、ブライアント・ファミリーなどがそれに当たり、新世代のカルトワインとしては、コルギンやシュレーダーなどが有名。一般的にナパのワインは濃厚で力強く、華やかであることが特徴。そのスタイルは多くのワイン愛好家を魅了してやまない。

by yamamoto

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