1984年漆喰鏝絵の殿堂としてオープンした 「伊豆の長八美術館 」。私と同じ松崎出身で江戸時代に左官の名工として名をあげた、入江長八の作品約50点を展示されてる。長八は、左官の技術と日本画の狩野派の技法を取り入れた漆喰鏝絵という独自の分野を築き、芸術的に高く評価されている。

日本を代表する建造物は世界基準

建物は全国の有能な左官職人が集まり伝統の左官技術を生かした美術館で、「江戸と21世紀を融合させた建物」として建築会の芥川賞といわれる吉田五十八賞を受賞し、世界的な建築物として注目されている。 設計監理ダムダン空間工作所、建築工事竹中工務店、更に左官工事は日本左官業組合連合会が名工を全国から総動員して全面協力、現代左官技術の粋を集めて完成された。

関連付帯施設に野外劇場、民芸館カサ・エストレリータがある。展示館は2棟にまたがっており、松崎の生んだ鏝と漆喰の名工・入江長八の作品が約50点展示公開されている。この漆喰芸術の殿堂は海外にまで話題と反響をよび、オープン以来1年間の入場者数は約11万人に達したという。そして、母の光子がバリバリ働いている。

このモニュメントは昭和61年12月1日「潤いのある町づくり」優良地方公共団体として自治大臣賞を受章したことを記念して建てられた。外尾悦郎氏の製作によるもので、松崎町の飛躍、発展を願い「老人と子供」「知恵と生命」を主題としている。

所在地　：静岡県賀茂郡松崎町松崎23

交通：東海バス「松崎ターミナル」から雲見入谷又は八木山方面に乗り約10分。「長八美術館」下車、徒歩1分。

開館時間：午前9時～午後5時（年中無休）

入館料　：　大人500円（中学生以下無料）

電話番号：0558-42-2540

駐車場　：美術館前の駐車場（無料）をご利用ください。

yamamoto kuma